木造和風住宅・数寄屋住宅・京都町家から寺社仏閣まで、洗いのことなら 神門（かんど）にお任せ下さい

お客様の大切な建物や家具
その建物や家具には大切な想い出が詰まっています。
大切な想い出が詰まったものを大切な方へと受け継いでいく、
後世に残していくことが洗い屋神門の仕事だと思っております。

先日もこんなエピソードがありました。
４０代の女性から桐タンス再生の依頼をいただきました。
そのタンスはその方のお母さんが花嫁道具として結婚したときに持ってきたもの。

３つあったタンスも２つは処分し、これは最後の１つのタンス。
「１つだけ残しておいたのよ」と寂しそうに言われたのが印象的でした。
そのタンスも傷んでしまい、使える状態ではないため貸し倉庫に置きっぱなしになっていました。

「そのタンスを使えるものに再生してほしい」

タンスをお預かりし、ご家族の想いに応える為、気持ちを込めて丁寧に再生させていただきました。
綺麗になったタンスを納品させていただく時、ご親族の方皆さん来られてました。
お部屋に運ぶ際、母の忘れ形見だということで涙ぐんで喜んでいただき、私も胸が熱くなりました。

「後世に受け継いでいく橋渡し」

私共は建物や家具の再生することはもちろん、お客様の想いを受け継いでいくことを大切に考え、その想いを受け継ぐお手伝いをさせていただきます。